薬の保管ってどうしたらいいの?

医薬品について
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薬にも期限ってあるのかな?

ぴの
ぴの

もちろん薬にもあります

期限が切れた薬は効果が落ちたり、思わぬ副作用が出る可能性があります

以前もらった薬ってまだ使えるのかしら?

ぴの
ぴの

薬によっても保管の仕方が違うので、お話ししていきますね

薬の期限について

薬にも期限があります。
市販薬などにはパッケージに期限が書いてありますが、医療用医薬品には特に記載がないことがほとんどです。

医療用医薬品は基本的にもらった薬は飲み切るというのが前提にあります。
しかし、そうは言っても・・・という面もあるのは事実です。

ではどれくらいは大丈夫でしょうか?

これは明確な答えはないですが、薬は製造されたときから期限が発生します。

【製薬メーカー】→【医薬品卸】→【薬局】→【患者、消費者】

製造されたばかりの薬は種類にもよりますが、3~5年は期限があります。
製造されて、すぐに手元に来る薬は、それに近いくらい期限があると思っていいでしょう。

逆に流通の回転が遅く、医薬品卸や薬局で在庫を抱えている品目では、1年くらいというものもあります。

ぴの
ぴの

薬によって、また流通の具合によってまちまちってことですね

先ほども述べたように、基本的には医療用の薬はとっておくことが前提ではないため、特に支障はありません。ただし、医師の指示で、とっておくようなことがある場合、どれくらい期限があるかはそこの薬局で確認しておくといいでしょう。

薬の保管する条件

光、温度、湿度が薬の保管の関わってきます。

基本的に日光に当たり続けるのはNGなので、引き出しの中に入れておきましょう。

温度は特に注意をされなければ室温でOKです。
室温とは1℃~30℃の範囲のことを言います。通常の家であればエアコンなど使ってない状態でも大丈夫な範囲の温度かと思います。キッチンの火の元付近を避けておけば大丈夫でしょう。

湿度は高いとよくないです。特にジメジメした梅雨時期は厄介です。
湿気を避けるために、缶やジップロックみたいなものに乾燥剤と一緒に入れておくといいでしょう。

冷所保存の薬

坐薬や注射、点眼薬などに冷所保存の薬があります。

冷所とは1℃~15℃の範囲のことを言います。
基本的に冷蔵庫の中ということでいいでしょうが、冷気が強いところ、凍ってしまうようなところはNGですので、注意してください。

じゃあ薬はとりあえず何でも冷蔵庫に入れておけばいいのね?

ぴの
ぴの

温度の面で言えばそうですが、温度差で結露してしまうことがあるので、冷所保存の薬以外を冷蔵庫に入れておくことはおススメしません。

特殊な薬の場合

点眼薬

点眼薬は1度開封すると医療用のもので1カ月市販薬でも3カ月を目安に使い切るようにしましょう。

目に入れる薬なので、衛生的な問題が大きな問題につながる可能性があります。

薬局で作った薬

薬局で機械を通した錠剤や粉薬、薬局で複数の薬を混ぜた水薬や塗り薬などがあります。

極端に期限が短いわけでありませんが、製薬メーカーからのままの状態よりは当然、短いものになります。

風邪薬などはとっておかず、飲み切るか、よくなったら処分しましょう。

以前もらった薬は使える?

いつもらった薬かという事とそれまでどのように保管されていたかが大事になります。

しっかり保管されていれば問題ないかと思います。

何の薬かわからなくなったら?

以前の薬が出てきて、何の薬だっけ?ってこともありますよね?

そのときは廃棄するのが1番だと思いますが、もったいない思いもあると思います。
何の薬かわからないときは、薬局に聞いてみるのが1番です。

いつも行ってる薬局であれば、記録も残ってるでしょうし、捨てた方がいいか、まだ使えるのか。使えるならどういったときに使う薬なのか、丁寧に教えてくれるはずです。

まとめ

本日のまとめ
  • 薬にも期限があるよ
  • 家では光、温度、湿度に気を付けて保管してね
  • 薬によって保管方法の違いがあるよ
  • いつの薬、何の薬かわからないときは使わずに薬局で聞いてみてね
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