またマダニに嚙まれたんだけど、病院には行った方がいいのかな?
この間、庭で剪定してたらハチに刺されちゃって・・・
数日様子見てたけど、痛みがよくならなくって・・・
春から秋にかけて、虫さされなどのトラブルは多い時期ですよね。
すぐに病院に行った方がいいのか悩むかと思いますが状況別に考えていきたいと思います。
マダニに咬まれたときの対処法
イエダニと違い、マダニは屋外で草むらなどにいます。
噛みついて吸血します。吸血することでひと回りもふた回りも大きくなるため、そこで気が付くこともあるようです。
目に見えますが、基本的には自分ではとらず、皮膚科など医療機関に受診の上、とってもらうのがいいでしょう。
自分でとろうとすると、うまくとれずに残ってしまうことがあります。
ハチなどと違い、痛みはないのですが、そのあとにマダニ経由で感染症があります。
ツツガムシ病、ライム病、日本紅斑熱があります。
基本的な治療としては抗生剤を服用することです。特に強い症状がなくてもマダニに咬まれた場合は処方されることが多いでしょう。
その中でも一番命に関わるのはSFTS(重症熱性血小板減少症候群)と呼ばれるものです。症状は、発熱や嘔吐や下痢、腹痛、出血症状なども伴うことがあります。
マダニに咬まれない予防としては、草むらに入らないこと。
入る場合には、長袖、長ズボンなどを着用して、マダニに咬まれないようにすることが大事です。
繰り返しになりますが、マダニに咬まれたら自分でとらずに医療機関に受診しましょう。
医療機関でとってくれて、感染症予防で抗生物質(主にテトラサイクリン系)が処方されることでしょう。
ハチに刺されたときの対処法
ハチの種類や刺された回数にもよって症状の程度が変わってきます。
ハチに刺されたときに一番怖いのはアナフィラキシーショックが出ることです。
初回より2回目以降に刺されたときに出やすいとはされています。
アナフィラキシーショックが起きてる場合、すぐに受診した方がいいです。
基本的には通常通り、皮膚科などに受診する形でいいと思います。症状が重い(全身症状がある)場合は救急車を呼ぶのも検討した方がいいでしょう。
アナフィラキシーショックは最悪の場合、命に関わります。
症状が出る場合は刺されてから早いことが多く、15分以内に症状が出ることも多いようです。
その場合、救急車など待ってる余裕もありません。
養蜂をしている方など、日ごろからリスクがある場合は予め、皮膚科など専門の医者に相談の上、アナフィラキシー対策の薬をもらっておくといいでしょう。
その場合、「エピペン」という注射が処方される場合があります。練習用のキットも同梱されていますので、いざという時に使えるように練習しておきましょう。
アナフィラキシーショック自体は、蜂以外にも、食事や薬でもおこる可能性があります。
アナフィラキシーショックまではいかなくても、痛みや炎症は強く出ることが多いです。
急ぐ必要はないですが、受診してお薬をもらった方がいいでしょう。
その他、虫さされたときに市販薬で対応する場合のおススメの薬はコチラ↓